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もっちり・しっとりの決め手。「低温長時間熟成」ってなあに?

オットポンのパンを一口食べたとき、多くのお客様が驚かれるのが、その吸い付くようなしっとり感ともっちりとした心地よい弾力です。この独特の食感を生み出している魔法の正体は、低温長時間熟成という当店こだわりの製法です。一般的なパン作りでは、イーストの活動を早めて短時間で発酵を終えることが多いのですが、オットポンではあえてその逆を行きます。生地をあえて低い温度の場所に置き、一晩以上の長い時間をかけてゆっくり、じっくりと発酵を進めていくのです。

なぜそれほどまでに時間をかけるのか、そこには美味しさのための明確な理由があります。まず一つは、小麦粉の中に水分をしっかりと浸透させるためです。時間をかけて熟成させることで、粉の芯まで水分が均一に行き渡り、焼き上がった後も水分が逃げにくく、日が経ってもしっとりとした食感が持続します。そしてもう一つは、酵母や乳酸菌が時間をかけて活動することで、小麦本来の甘みや複雑な旨み成分が引き出されるためです。短い時間では決して生み出せない、深みのある芳醇な香りは、この忍耐強い工程を経て初めて完成します。

「毎日食べたくなるパン」を目指して、私たちは今日も目に見えない発酵の力と向き合いながら、一晩かけて美味しいパンの素を育てています。職人のこだわりが詰まった自慢の食感を、ぜひ五感で楽しんでみてください!

 

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